歯と認知症

先日テレビで見た映像ですが、寝たきりのようになった高齢者の方が、歯科の治療を受けてきちんと入れ歯をいれるようになったら、元気を取り戻して歩行器で歩いておられる姿がうつされていました。歯で噛んでものを食べるということが、健康にとっていかに重要かがわかる映像でした。

医学的にも、高齢者にとって歯が何本残っているかということと、認知症の進行の程度には関連性があると考えられています。歯が少ないとうまく噛めませんから、それによる脳への刺激も減少します。すると脳の機能に何らかの悪い影響をおよぼすことになり、結果として脳が萎縮し認知症が進行するのではないかと考えられているのです。

高齢になると、入れ歯の扱いも面倒になり、はずしたままになってしまったりします。そうした状態が長く続くと、歯ぐきの形も変形してしまいますので、入れ歯が合わなくなってしまいます。そうしてますます入れ歯を使わなくなり、ものが食べられなくなります。

栄養状態が悪くなりますと、全身の状態にも影響しますし、何より気力がなくなって運動能力も低下し、認知症を進行させてしまうことにもなります。

認知症の症状が進みますと、入れ歯を合わせることも難しくなってきますので、できるだけ早いうちから歯科にかかって快適な状態を維持することが大切ですね。

秋田市歯科医師会では、訪問歯科診療を行っていますので、ご利用されてはいかがでしょうか。

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